富岡市立小野小学校
〒370-2306 群馬県富岡市相野田711番地2
TEL 0274-62-3004 FAX 0274-62-3972
お問い合わせ:ons-es@gs.tomioka.ed.jp
令和7年度 富岡市立小野小学校経営方針
1 学校教育目標
◎基本目標
ふるさとに親しみ、思いやりの心をもち、かしこく判断し、たくましく生きる子どもを育てる。
○具体目標
「やさしい子」 「かしこい子」 「たくましい子」
やさしい子 思いやりがあり、なかよく助け合って生活できる子ど
かしこい子 自ら学び、考え、正しい判断や行動ができる子ども
たくましい子 心身共に健康でたくましく、粘り強くやり抜く子ども
2 学校経営方針
【基本方針】
豊かな感性と高い人間力を備え、持続可能で豊かな未来の創り手となる児童の育成に向けて、学校・家庭・地域が一体となり、地域とともにある、魅力ある学校づくりに努める。
(1)児童の実態を生かし、地域を活かした教育課程を編制し、「確かな学力・豊かな人間性・健やかな体」をバランスよく育み、自立し共生し未来に向けてたくましく生きる力を育成する。
(2)教育への情熱・専門性・人間力の向上に努め、職員一人一人の特性を生かした全職員参画による組織的で活力ある学校づくりを推進する。
(3)危機管理と教育環境整備に努め、安全で安心な学校づくりを推進する。
(4)家庭や小野地域の関係諸機関との連携を深め、学校運営協議会を中心としながら、地域とともにある信頼され魅力ある学校づくりを推進する。
【具体方針】
(1)確かな学力の向上
・問題解決的な学習や探究的な学習等「自己決定」「対話・交流」「試行錯誤」の場面を位置付け、児童が学ぶ必要感をもって主体的に学ぶ授業を実現する。
・各教科等で現れてほしい児童の姿を目指し、Funglishと言語活動を充実させ、豊かな表現力を育成する。
(2)豊かな人間性の育成
・道徳教育と人権教育を基盤とし、自己指導能力を獲得させる発達支持的生徒指導の充実により、互いを認め合い、健全でたくましく豊かな人間力をもつ児童を育成する。
・小野地域の人や文化、自然及び富岡製糸場を教材として取り入れた学習を計画的に行い、児童の郷土への愛着と誇りを育む。
(3)健やかな体の育成
・体育の充実と健康教育、食育の推進により、健やかでたくましい心身を育成するとともに、安全教育・SOSの出し方教育の推進により危険予測・回避能力を育成する。
・「体力向上プラン」に基づき、運動できる時間・空間・仲間を確保し、身体活動量(身体活動の強さ×行った時間の合計)の増加に向けた取組を行い、自ら進んで運動に取り組む意欲を高める。
(4)学校経営の充実・改善
・教職員の長所を活かし短所を補い合う組織的な取組により期待、創意あふれ特色ある学校づくりを推進し、児童のよさや可能性を最大限に引き出し児童が活躍できる学校づくりを行う。
(5)教職員の資質・能力の向上
・教職員自らが人権文化の担い手として模範となり、人権尊重の理念を教育活動全般に生かす。
・初任者研修、校内研修、メンター研修、一人1研究授業等、教職員の研修の機会を活用し、学校全体で組織的に日々の教育活動を進めることで職員の資質・能力の向上を図る。
(6)学校間連携
・義務教育9年間の視点をもち系統性・一貫性・連続性のある教育活動を行うとともに、児童生徒の交流を大切にした北中学校区の小中間連携を推進する。
・すみれこども園との幼児児童の交流活動や職員間の研修機会を設け、円滑な連携・接続に向けた教育課程の工夫を行う。
(7)家庭・地域等との連携
・学校運営協議会において学校経営の目標やビジョンを共有し、地域人材・地域教材を積極的に活用し地域を生かした学習活動を行い、地域とともにある学校づくりを目指す。
・Webページや各種通信、メールを活用し、家庭・地域への積極的な情報発信を行うとともに、学校行事や学校公開日等を活用して本校の教育活動を積極的に公開し教育活動への理解と信頼を培う。
(8)教育環境の整備・充実
・学校の施設設備管理や通学路点検により児童の安心・安全を守るとともに、ICT機器を効果的に学習活動に取り入れ、個別最適な学びと協働的な学びの充実と校務の効率化を行う。
3 今年度の努力点
(1)児童も職員も「元気に登校 笑顔で下校」を目指し、教育相談、特別支援教育、生徒指導を活用した児童理解・支援をチームで行い、自分らしさが認められ、規律と居場所のある一人一人を大切にした授業づくり、学級・学校づくりを行う。
(2)単元の課題・学習のめあてを児童と作り、解決の見通しをもつ場面、学びを深める場面での「自己決定」「対話・交流」「試行錯誤」を工夫する指導を行い、主体的に学びに向かう力を高める。
(3)全校体制でFunglishの充実を目指し、英語を話す場面を意図的につくり出し、児童が自信をもって表現するコミュニケーション能力の育成を図る。
(4)清掃・遊び・学校行事にて、児童に役割と責任をもたせた縦割り班活動を意図的・継続的に行い状況に応じて自ら考え正しく判断する力と多様な人と互いに支え合い協働する力を育成する。